2023.12.25

飯南町　K様邸　棟部　飛散防止用銅線巻き直し工事

瓦屋根のメンテナンス工事をさせていただきました。

棟部に巻かれている飛散防止用銅線が切れていました。この銅線は強風の際、棟瓦が飛ばないように巻かれている銅線です。ですので、この銅線が切れていたりすると、棟瓦が飛ぶことがあります。台風被害で多いのが棟瓦の飛散です。

また、この物件では、丸瓦の上に鉄線を張り、その鉄線を銅線で緊結する工法で施工してあります。この鉄線が錆びると、見ての通り瓦に錆を移し、銅線の傷みを速めることがあります。新築当時に流行った工法なのですが、この鉄線には何の効力もありません。
無い方が良いと言えます。

今回は、古い銅線と鉄線を除去後、新しい銅線を用い、飛散防止用銅線を巻き直しました。

これで安心して暮らしていただけます。ありがとうございました。