分かりにくい隅棟からの雨漏り修理工事
- 2021.03.16
分かりにくい隅棟からの雨漏り修理工事をご紹介します。
まずは、施工前。
のし瓦がジグザグにズレてきています。
棟部下から草が生えています。棟部の中に雨が入っている証拠です。
のし瓦から15ミリ位で漆喰が仕上がっています。仕上がり寸法が出過ぎです。
雨漏りの原因
①漆喰の仕上がりが出過ぎ。台のしの継ぎ手から雨水が侵入する。
②隅瓦の施工の仕方。隅切りがしていない。
③のし勾配がなるい。 このような原因が考えられます。
続いて施工中です。
丸瓦の下の赤土が雨の侵入で、砂状になっています。
赤土を除去しました。赤土が濡れていました。
右の桟瓦には、隅瓦が施工してありません。
新しい瓦を施工します。また、隅切りのチェックも同時に行います。
撥水性モルタルを使用し、葺き直し工事を進めます。
乾けば漆喰と同等以上に撥水します。
施工前の漆喰仕上げより40ミリほど奥で仕上げています。
完成です。
一見、施工前と変わらないように見えますが、これで雨漏りがしない屋根に仕上がりました。
残念なことに、施工前は、見えないところだから、とか、楽をしたいから、などという感覚で施工した工事内容でした。
お客様の大切な家屋を守る屋根瓦です。少しのミスをすることなく施工することで完璧な屋根が出来上がります。
【 森亀 】は創業120年を超え、地域にお住いのお客様の屋根を守ることを使命に、頑張っております。
【 瓦屋根診断士 】の資格を有するスタッフが現場調査をおこない、詳しい説明と調査報告書をお届けいたします。
勿論、無料ですのでお気軽にご相談いただきたいと考えております。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。