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雨漏り修理における屋根の形状や設計について

  • 2021.11.01

雨漏り修理工事を多く手掛けさせていただいておりますが、今回は屋根の形状や設計についてお話させていただきます。

雨漏り修理をおこなう物件の特徴として挙げられるのが、複雑な形状の屋根ということが多いと感じております。

切妻屋根、特に表面と裏面の2面だけの屋根は、格好と言えばあまり格好の良い屋根ではないのかもしれません。ですが、屋根の設計を変えるだけで、寄棟の形状にすることも可能ですし、入母屋屋根にすることもできます。下の資料をご参照ください。

このように、同じ設計の物件でも、12パターンの屋根形状が出来ることが分かります。

この中で雨漏りがしにくい屋根形状は? ③ もしくは ④  です。

反対に雨漏りがしやすい屋根形状は?  ⑦ もしくは ⑧  です。

 

何が違うのか?

①屋根面の数 ( ③の屋根面の数は3面、⑧の屋根面の数は6面 )

②谷樋の有無 ( ③には谷樋はなし、⑦のは4本の谷樋がある )

③屋根の納め方 ( ③は切妻屋根の形状で棟は2本、⑧は寄棟屋根と入母屋屋根のミックス ) です。

 

瓦工事をさせていただくプロとしては、雨漏りをさせないのが当たり前なのですが、雨漏りがしやすい・しにくい屋根形状があることはご理解いただけたと思います。

最近では、キューブ型の建物が多く採用されることが多いので雨漏りはしにくい物件が多くなりました。

ただ、間取りばかりを重視し設計される物件も多数見受けられるのも事実です。

意匠性も勿論、大事ですが雨漏りがしにくい屋根、メンテナンスが少なくて済む屋根形状も考えていただけるとお客様ご自身の負担も軽減されると思います。

 

【 森亀 】では、【 瓦屋根診断士 】が雨漏りの原因を特定し、【 瓦葺き技能士 】の資格を有するスタッフが工事をおこないます。

創業120年の歴史で培われた技術で、雨漏り修理工事をおこないますので、ご安心の上ご相談くださいませ。

 

今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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