和瓦の葺き替え工事のご紹介 (燻し瓦から陶器瓦へ)
- 2024.05.01
和瓦の葺き替え工事をさせて頂きましたので、ご紹介いたします。
築80年越えの物件で、今後も長く住まわれるご予定と伺い、屋根リフォーム工事をご注文頂きました。
焼き物の瓦ですが、耐用年数と言うものがあり、およそ50年位は問題が無いと思われます。ただ、メンテナンスを怠れば、雨漏りがすることがあります。瓦自体の性能もありますが、工事に携わった職人の技量も大きいと感じております。今回の物件は、瓦自体の性能が悪く、ひねりが有ったり、瓦の表面が剥がれていたりしていました。
今回は、瓦自体の変色が少ない陶器瓦(美銀色)を採用しました。通常は銀黒色が多いのですが、この色は殆ど燻し瓦に近い色で、見分けがつきにくい商品です。
施工順にご紹介いたします。
工事前の全景です。
既存の瓦と赤土を撤去します。
分別をおこない、産業廃棄物として処分します。
下地合板貼りとゴムアスファルトルーフィング貼りの工事です。
耐用年数の長い下葺き材です。ゴムが含有しており、破れにくいことが特徴です。
下地の木材です。
新しい瓦を葺きあげるための木工事です。
瓦葺き工事です。
乾式工法(1枚の瓦に対し、1本以上の釘やビスで瓦を固定する工法)を採用し、葺きあげます。
完成です。
全景です。
今回の工事内容は、既存の瓦と赤土の撤去、下地合板貼りなどの木工事、瓦葺き工事、漆喰工事、雨樋工事でした。【 森亀 】では、今回の工事をすべて自社施工いたします。工事期間の短縮や費用を抑えることが出来ることから、お客様には喜んでいただいております。
屋根瓦のリフォーム工事をご検討されている方がみえましたら、お気軽にお問い合わせください。お客様のご希望に沿った最適なプランをご提案させていただきます。お見積書作成費は無料ですので、ご安心くださいませ。
ありがとうございました。