瓦屋根リフォーム工事のご紹介(和瓦からシダールーフへ)
- 2023.03.01
屋根瓦のリフォーム工事をご紹介いたします。
今回は、和瓦からシダールーフへのリフォーム工事です。シダールーフは板金材の縦葺きを指します。この商材は棟から軒まで継ぎ手が無いために、緩い勾配でも施工可能な商材です。現在の新築工事では、緩い勾配の屋根が多く、採用されるお客様が多い商材です。シダールーフは、瓦に比べ重量が大変軽いために地震の影響を受けにくいとされています。ただ、屋根材と下地の木材には隙間層が無いために、暑さ寒さに対しては瓦の方が優位であると思います。またメンテナンス面でも、いずれは塗装工事も必要になるために、それなりのメンテナンス費用は掛かる商材です。現在では多種多様な商材が販売されておりますが、一長一短があるので一概にはどの商材が良いとは言いにくいのですが、弊社としてはメンテナンスが要らない商材が一番安心であると考えております。
工事の順を追って、施工手順をご紹介いたします。
施工前
築40年以上経過した瓦です。陶器瓦でハイシルバー色です。
仮設足場
安全対策のために、仮設足場を設置しました。近隣の方にも配慮しながらの工事スタートです。
瓦・赤土・下地木材の除去
埃の上がる仕事は、一日で済ませます。
下地合板貼り
下地用の合板を貼ります。これでしっかりとした下地が出来上がりました。
ゴムアスファルトルーフィング貼り
このルーフィングは従来品にゴムが含有しているので、耐用年数が長い商品になります。
シダールーフ施工
屋根端部の唐草からの施工です。シダールーフ立ち上げ部分の下にビスで固定します。
完成です。
色目も何十色もあるので、家屋のリフレッシュにはもってこいの商材です。とくに屋根勾配の緩いスレート瓦の物件などには大変お勧めです。本来であれば、焼成した瓦をお勧めしたいところではありますが、屋根の勾配や物件の構造などの判断で、瓦以外の商材が適していることもあります。
【 森亀 】では、創業120年で培われた経験や知識をもって、お客様に合ったベストなプランをご紹介することができます。屋根のリフォーム工事をお考えの方がみえましたら、お気軽にお問い合わせください。お見積りは勿論無料で対応しております。今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。