エクステリア(瓦・樋・外壁)の総合リフォームのご紹介
- 2023.05.01
先日工事を完了いたしました、総合リフォーム工事のご紹介をさせて頂きます。
かわら・樋・外壁塗装と言った外回りのリフォーム工事です。
築40年ほど経過した物件で、これからも安心して暮らしていける住環境をお求めのお客様で、エクステリア全てのリフォーム工事をご提案いたしました。
お客様が気にしておられた点は、
① 瓦の重量が重い(湿式工法のために、平板瓦の葺きあがり重量の倍近くの重量がある)
② 経年劣化により、雨樋の継ぎ手などが外れているところがある
③ 外壁の塗装(壁や破風板など)の塗装の傷みが激しい
これらを解決するためには、大掛かりではありますが、下記のような工事が必要となりますので、順を追って、ご説明いたします。
まずは、施工前
瓦・赤土・杉皮の除去工事
瓦・赤土・杉皮を分別し、廃棄処分をおこないます。
下地合板工事
下地用の合板を、貼ります。しっかりとした木下地の完成です。
ゴムアスファルトルーフィング貼り工事
ゴムが含有されている高品質なルーフィングを貼ります。耐用年数に違いがあります。
軒先水切り・ケラバ水切りの施工
雨水の侵入を防ぐ為の板金です。隠れてしまう部分ですが、この工事は重要です。
破風板の修正
元々が和瓦仕様の破風板だったので、平板瓦がまとまる形状の破風板に修正しました。
瓦桟木の施工
瓦を引っ掛け、留めつける桟木の施工です。防腐処理済みの木材を使用します。
瓦葺き
使用した瓦は、鶴弥製スーパートライ タイプ① 色はクールブラック 遮熱塗料が塗布した製品で電気代の節約にもつながる商品です。
完成
瓦リフォームの完成です。綺麗な仕上がりです。
壁部 雨押え板金の施工
和瓦から平板瓦への変更のために特殊な雨押え板金が必要になります。
破風板 板金巻き
新しい板金で、破風板を巻きました。塗装よりも長持ちします。
雨樋工事
以前よりも大きな雨樋を施工しました。
外壁塗装
これで全ての工事が完了いたしました。
工事期間は、約1か月間。見違えるような仕上がりと、安心して暮らしていただける住環境が出来上がりました。
【 森亀 】では、瓦工事だけでなく、このような総合リフォームも得意としております。自社施工の部分がほとんどなので、納期の短縮や工事費用も抑えることが出来るので、お客様に喜んでいただいております。総合リフォーム工事をお考えの方がみえましたら、お気軽にお問い合わせください。
ありがとうございました。