和瓦 隅棟からの雨漏り修理工事(3段のし瓦施工)
- 2024.06.01
雨漏り修理工事をさせて頂きましたので、ご紹介いたします。
一見、瓦が飛んでいるわけでもない、綺麗な状態を保っている、そんな瓦屋根でも雨漏りはします。それは、見えない箇所に原因が潜んでいるからです。
今回は、そのような事例のご紹介です。
棟瓦をめくる前の状態です。
のし瓦が桟瓦に接触している。のし瓦を加工し、施工している。本来、のし瓦は桟瓦に接触してはいけません。何故なら、のし瓦の一番下を雨水が流れるからです。接触していると桟瓦に雨水が伝い棟の中に侵入するからです。これは、明らかに施工不良です。
棟瓦をめくった状態です。
三角に加工してある瓦が大きいために、棟の中に入った雨水が桟瓦の中まで入っている状態。(隅切り施工の不良)
三角に加工した瓦が無い箇所がある。どちらも施工不良である。
見えない箇所ですが、このような原因が隠れています。
意匠性は勿論大切ですが、その前に一番大切なこと。それは、雨漏りがしないこと。
【 森亀 】では、創業120年の歴史で培われた経験により、見つけることが困難な原因も判断いたします。【 瓦屋根診断士 】の資格を有するスタッフが現場調査をおこない、お客様の屋根の状態を細かくチェックし、丁寧に分かりやすくご説明いたします。現場調査費やお見積書作成費は無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。