スレート瓦の葺き替え工事のご紹介 (ニチハ社製 パミール編)
- 2024.11.01
スレート瓦のリフォーム工事をご紹介いたします。
スレート瓦は、新築工事完了から、約20年位で塗装工事が必要になってきます。それは、表面の塗装が薄くなり、撥水性能が低下するからです。
今回の物件は、非常にレアなケースで、既存のスレート瓦は、ニチハ社製のパミールという商材です。5年ほど前に、外壁塗装と屋根塗装をされたのですが、2階の窓からパミールを見てみると、塗装の剥がれが目立つとの事。このパミールには、塗装工事が出来ません。これは、屋根の業者や塗装業者は勿論、周知のことだと思っておりましたが、工事をした塗装業者は、この知識が全くなかったと思われます。残念です。
まずは、既存の屋根の状態です。
瓦の下の部分に、塗料が乗っていないことが分かります。お客様のご要望もあり、今回は葺き替え工事をさせて頂きました。
まずは、仮設足場から。
既存の屋根材を撤去します。
このパミールは、アスベストが含まれておりません。廃材処分費はそれほど高額にはなりません。
下地合板の施工です。
現在では、カバー工法などリフォーム工事でも工事の進め方も色々ありますが、やはり既存の屋根材は処分し、新しい屋根材で工事を進めることをお勧めいたします。
ルーフィングの施工です。
改質アスファルトルーフィングです。耐用年数の長い商品になります。
瓦葺き工事です。(棟板金)
棟板金の中の下地は、人口木を使用します。腐ることが無いので安心です。
完成です。
今回使用したスレート瓦は、KMEW社製の遮熱グラッサと言う商品です。遮熱塗料が乗っているために、小屋裏やお部屋の中も涼しくなります。
【 森亀 】では、和瓦だけでなく、スレート瓦や金属瓦など、屋根に関する商材なら何でも工事をさせて頂きます。ご予算に応じた最適なプランをご提案することが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。現場調査費やお見積作成費は無料です。また、お客様のご都合に合わせて、お伺いしますので、ご安心ください。
ありがとうございました。