煙突からの雨漏り修理工事(Pホーム編)
- 2025.01.01
煙突からの雨漏り修理工事のご紹介です。
この煙突は、建築関係の方なら、一発で分かる【pホーム】の物件です。
新築当初から、雨漏りが止まらず、今まで我慢をされてきたそうです。あのような大きな会社であっても、こんな杜撰な対応をするなんて・・・
お客様のご要望としては、雨漏りをしっかりと直したうえで、下葺き材から新しくしてほしいとの事でした。弊社がしっかりと直させて頂きます。
まずは現状です。問題の煙突です。
ご覧の通り、サイディングがボロボロの状態です。また、壁際に施工してある雨押え板金の施工の仕方が間違っています。
廻りの瓦を撤去します。
常に雨水の侵入があったために、木材が腐っています。原因として、
① ルーフィングの立ち上げ寸法が低い
② そもそも、この煙突は完成品を屋根上に載せるため、止水の事が考えられていない
③ コーキング処理い頼りすぎ
④ サイディングの物自体が悪い このような原因が考えられます。
下地野地板の状態です。
もちろん、腐っています。腐っている合板は全て、新品に交換します。
ゴムアスファルトルーフィング貼り、瓦葺き工事です。
棟瓦を伏せて完成です。
煙突部分には、換気棟を入れたので、小屋裏の熱気は随分と軽減されることと思います。瓦工事業者の立場から言わせてもらえるならば、あまり屋根上には穴を開けたくないのが本音です。今回のような煙突や、トップライトなどです。ただ、あれば便利であったり、快適に暮らせる商品ではあるので、使用する際は念には念を入れ、工事を進めなければなりません。
今回は、煙突を撤去し、下葺き材から新品にしたので安心です。この物件は、瓦以外すべてを新しくしましたが、煙突廻りだけの工事も可能です。
和瓦から、平板瓦、金属瓦全ての屋根工事は、【 森亀 】にお任せください。現場調査費やお見積作成費は無料ですので、安心です。
ありがとうございました。